3C分析とは?
私はリスティング広告を運用する前に必ず3C分析をしています。
3C分析とは顧客、競合、自社の観点からビジネスを分析することです。
ちなみに3C分析をせずに広告運用やサイト制作を始めると基本的にうまくいかないと思っています。
個人的にはサイト制作をする前に確実に3C分析をすべきです。
競合がどこか?競合の訴求は何なのか?顧客に響いて競合よりも強いポイントは何なのか?
が決まらないと的外れなLPの出来上がりです。
ただ3C分析といっても何をしてよいか分からない時に、
私がどんな観点で3C分析で自分に問いを立てているか?を紹介します。
フレームワークは私は「問い」だと思っています。
そのためどんな問いを自分に出しているか?を紹介します。
※参考文献:実戦マーケティング思考 「論理思考&イメージ発想」スキルを鍛える7つのツール 単行本 佐藤 義典 (著) 2009/3/21
私はこの本をかなり参考にさせて頂きました。
顧客の観点で検討すること
顧客の観点で検討することですが、
▼どんなTPOで欲しくなるのか?
・T(time 時間)どんなタイミングで欲しくなるのか?
・P(place 場所)どんな場所で欲しくなるのか?
・O(Occasion 使い方)どんな使い方(目的)をしたいのか?
まずはこの観点で自分に問いを出します。
▼どんな人が欲しくなるのか?
これは
・年齢はいくつか?
・性別はどちらか?
・年収はいくらか?
基本は私は上記は間違いなく自分に問います。
そのうえで
・その人物が明確にイメージできたか?
という問いを立てイメージができていないなら更に知恵袋やTwitterでメインワードで検索してどんな人なのか人物像を調べていきます。
TPO+人という観点で問いを出すとどんな時に欲しくなるのか大体イメージがつくと思います。
競合の観点で検討すること
次に競合ですが競合の部分ですが、
検討する問いは
・出稿しようとしているキーワードで出稿している企業はどこか?
・出稿している企業が訴求しているポイントは何で訴求しているか?
これになります。
リスティング広告における競合になるので、実際にメインで出稿しようとしているキーワードで検索してみます。そこに出てきた企業が競合になります。
そうすると同業種以外も出てくると思いますが、競合は同業種だけではありません。検索して出てきた企業全てが競合になります。
自社の観点で検討すること
最後に自社の強みとは、
「顧客に響くポイントでかつ競合よりも優れているポイント」
が強みです。強みとは競合よりも優れていれば良いのであくまで相対的なポイントです。
その上で出す問いとして、
・サービス提供時に競合よりも原価、時間を費やしているポイントは何か?
これが強みを見つける上でヒントになります。
結局競合よりも原価やお金を費やしているなら、その部分は競合よりも良いサービスになると思います。
顧客に響くポイントでかつ競合よりも優れているポイントが決まったら
このポイントがユーザーに伝わるようにLPや広告文を作っていくという訳です。
これが決まっていないと広告文もLPも本当に的外れになります。
逆に最低限この問いに対する回答があれば、ピントのあった訴求ができるはずです。
そんな感じです。