アウトプットが苦手な人への魔法のフレームワーク

 

アウトプットが苦手、上司・クライアントから○○のイメージの提案くださいと言われても提出物のイメージがつかない。
広告会社やコンサル会社などの無形商材を扱っている会社に属していると、一度は直面する問題じゃないかと思います。
僕も前職の1年目の時に上司に、「お前のアウトプットはずれている」と何度も怒られました。。。

そんな中でも在籍時には、前職でクライアントさんの収益アップに恐らく一番貢献できた実績(ベストプラクティス賞)ももらえ、

自分でweb広告の運用、コンサルティングをする会社も何とか経営できています。

なので今日はアウトプットをするときにどんなことを考えているのか書きたいと思います。

 

アウトプットとは何か?

wikipediaで調べると出力(しゅつりょく)は、何らかの対象から出る信号や力、またその種類や大きさのことである。入力の対義語。
難しく書いてありますが、何らかの対象(あなた)から発した全てのものをアウトプットと指すと解釈してます。
要は提出物とか、提案内容とかですかね。

 

アウトプットが苦手な人はなぜアウトプットが苦手なのか?

僕は1年目ははっきりとアウトプットが苦手でした。
クライアントさんや会議での議事録すら取れず毎日怒られていました。

これはなぜかというと、
クライアントさん上司が求めているアウトプットのイメージが具体的でなかったからです。

・ゴールも見えていないのにとりあえず走り始める

・締め切りギリギリになって上司orクライアントさんに見せる

・めちゃくちゃ怒られる。。。

 

という状態でした。

 

アウトプットが具体的とは?どんな状態なのか?

そんな状態でしばらくめちゃくちゃ苦手だったのですが、

問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」

新品価格
¥2,480から
(2018/11/14 17:56時点)

を読んでから状況が変わってきます。
この本に4Pというフレームワークがあるのですが、

アウトプットが具体的とは

・4Pという質問にもれなく回答できている

ならアウトプットが具体的と言えるのではと思いました。

 

問題発見の4Pとは?

 

Purpose(目的)、Perspective(範囲)、Position(立場)、、Period(時間)
この4つの問いに答えていることです。

・この提出物の目的は何なのか?
・範囲はどこまでを対象とするのか?
・誰にとっての問題なのか?
・いつまでに提出なのか?

この問いに答えられればある程度明確な提出物が出せると思います。
僕はクライアントさんとの打ち合わせの際に、今でもこの問いを使います。

 

あてはめ方

例えばこのブログの4Pはこんな内容を想定しています。

・このブログの目的(どんな使い方)は何なのか?
うちの会社の社内マニュアル用と自己満足。

・範囲はどこまでを対象とするのか?
社内マニュアル
⇒web広告運用やGoogle Analytics、サイト改善でどんなことが効果があったか?
⇒クライアントさんの業界構造の分析の仕方
web広告の運用とサイト改善を提案する会社なのでこんな内容を書いていこうと思っています。

・誰にとっての問題なのか?
うちの会社に入ってくる社員向けと、初心者向けのサーファー向けに書いていこうと思っています。
下手くそながらサーフィンにハマりすぎているので僕が四苦八苦しながら上達する過程を書くつもりです。

・いつまでに提出なのか?
明日までに提出なのであれば、体裁はテキストベースのみで十分だと思います。

というような感じで一つ一つ問いに当てはめていくと、やみくもにアウトプットを作るよりは確実にアウトプットが見えるのでは?と思います。

コツは

・クライアントさんor上司に依頼されたタイミングでこの4つの問いを確認
・そのうえでどんな提出物を出すのか一言ですり合わせる

この2つがポイントかと思います。
とにかくその場で確認することがコツです。

すぐにこれを確認することで、仕事の速さもアピールできると思います。

アウトプットは頭脳労働をやる以上必ず直面すると思うので、
もっともっと早さと質を高められるように精進していきたいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です